クオリティライフ 農業担当です。
秋は連休が多いですね!お休みはどこかに出かけられたのでしょうか?
11月の連休は天気が読めないこともあり、少し残念なお休みだったかなと
思います。
前回に続いて春~夏にかけてのピロール資材使用/未使用で栽培した野菜の
結果報告です。ニンジン、トマト(ミディトマト)、ナスの3つを記します。
土作りに関しては、前回のジャガイモと大きな差異はありません。
[土作り]
・長さ8m×幅80cm(6.4平方メートル)の畝を2つ用意。
・1畝に対し、基本の肥料となるバークミン20kgを施工
・片方の畝には、ピロール資材を定量である約2kgを投入。
※ただし。トマトとナスについては、畝の長さは半分の4mとしたので、
ピロール資材や基本肥料は半分の量になります。
<ニンジン>
[植付]
・各畝に種を直播き
[生育時の印象]
・ピロール資材を投入している畝の方が、発芽が早く育ち自体も良い
【収穫結果】
・収量
<ピロール資材使用の畝> 4.75kg
<ピロール資材未使用の畝> 2.3kg
比率:ピロールの方が2.1倍の収量
・食したところ、ピロール使用のニンジンは、昔懐かしいニンジンの
香り&味がする。
<トマト>
[植付]
・各畝に苗を7つずつ植付け
[生育時の印象]
・ピロール資材を投入している畝の方が、生育状態もよく、最終的に苗の高さが
20cmほど大きく育った。
【収穫結果】
・収量
<ピロール資材使用の畝> 7.2kg
<ピロール資材未使用の畝> 3.85kg
比率:ピロールの方が1.9倍の収量
・味に大きな違いは感じられなかったものの、ピロール資材利用のトマトは
大きさが総じて2~3m大きい。
<ナス>
[植付]
・各畝に苗を6つずつ植付け
[生育時の印象]
・ピロール資材を資材している畝の苗の方が生育状態がよい。また、ピロール
資材資材使用/未使用に関わらず苗に虫がついたが、ピロール資材未使用の
畝の1苗がこのため立ち枯れとなった。
【収穫結果】
・収量
<ピロール資材使用の畝> 9.96kg
<ピロール資材未使用の畝> 6.74kg
比率:ピロールの方が1.5倍の収量
・味はピロール資材利用のものは若干甘みがあり、植えつけたナスの品種
(中長ナス)の標準的な大きさである12~15cmを超えたものが多かった。
前回と上記の結果をまとめると、ピロール資材を利用すると共通して、下記の
3点についての効果がありました。
・生育状態がよい
・味に甘みが出る、昔の野菜の味がするなど、味に違いが出る。
・収量が増える(この春~夏の4野菜の平均収量は1.75倍!となりました)
改めて結果をみると、ピロール資材を利用すると良い結果が出ることに驚きます。
収量が一番分かり易い結果ですが、野菜の発育状態に差が出たピロールの畝の野菜
を見るたび、狐につままれたように思いとなりましたが、素直にピロールはすごい!
と実感しました。
※画像は左側がピロール資材利用の野菜です。
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